殺虫剤感受性検定文献データベース

文献データベース 第1版 (2024年5月)

農林害虫防除研究会 殺虫剤抵抗性対策タスクフォース
                  刑部正博 (京都市)
                  山本敦司 (日本曹達株式会社)

更新履歴
第1版2024年5月 公開:農林害虫防除研究会ホームページ(会員限定)

1. 殺虫剤感受性検定文献データベースの概要
本データベース作成の目的は、各害虫種における殺虫剤抵抗性の現状に関する具体的情報を産地・地域間で共有し、抵抗性管理に資することにある。このため、公表されている文献の中から、害虫種(昆虫・ダニ類)ならびに天敵類に対する殺虫剤感受性検定結果を掲載している日本語文献を中心に抽出し、Excelファイルに取りまとめた。なお、データベースに掲載した文献はすべてフリーアクセスが可能であり、URLを収録している。収録した文献(2024年5月現在:277件)は、2001年以降のものを5年ごとにワークシートに取りまとめてある。今度も、年に数回程度の頻度で、情報を更新していく予定である。

◎ 収録文献における害虫グループの割合(2024年5月)
データベースでは害虫種をダニ類、アブラムシ類、スリップス(アザミウマ)類、コナジラミ類、ガ・チョウ類、カメムシ類、ウンカ類、その他にグループ化し、加えて天敵と総説・方法論についてもグループ化して掲載している。さらに、各文献で取り扱っている具体的な害虫(または天敵)種と作物、薬剤、地域について可能な限り情報を掲載している。


2. データベースの利用について
データベースの利用に当たっては、下記よりExcelファイルをダウンロードし、適宜、並び替えるなどしてご利用いただければ幸いである。なお、ダウンロードは農林害虫防除研究会の会員のみ可能であるが、ダウンロードしたファイルの配布・共有に関しては特段の制限は設けないこととする。自由にご利用いただければ幸いである。

「殺虫剤感受性検定文献データベース」ダウンロードページ(パスワードあり)

【情報提供のお願い】
本データベースでは、インターネットの検索エンジンによる検索結果から文献を抽出しているため、過去の文献においても未掲載のものが多数あると思われます。ご自身またはお知り合いの文献などでお気付きのものがありましたら、以下の「情報提供用様式」にご記入の上、lit.data@agroipm.sakura.ne.jpまでご連絡ください。

「情報提供用様式」ダウンロード(Excel)